一級自動車整備士の難易度2022.12.20
自動車整備業に携わる人の中で1級資格者の割合は4%未満です。この資格の取得がどの程度むずかしいのかを把握しておきましょう。
1級小型自動車整備士の合格率は筆記試験が20~50%台、筆記試験後の口述試験の合格率は95%以上で、筆記試験に通ったら学科試験はほぼ合格できるようです。学科試験合格後の実技試験の合格率は開催年によってばらつきがあり、合格率が高い年もあれば、低い年もあります。
なんで合格率が低い??
1級筆記試験の合格率は、特に社会人受験者が低いようです。また、出題範囲が広く合格ラインが高いのも難易度を上げています。比較的新しい資格なので過去問数が限られていて対策がむずかしいうえに、2・3級と比較して過去に出題例のないタイプの問題が多いのも1級の特徴です。
1級は自動車整備の最上位の資格ですので、ある程度難易度が高いのは当然で、この傾向が急激に変わることはないでしょう。
資格取得までの準備は?
一種養成施設に通う。二種養成施設に通う。過去問を解く。
まだまだ取得者の少ない資格ですが、動力の多様化や安全装置の進化に伴い、今後も大きな期待が寄せられる資格です。
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自動車整備士の給与相場2022.11.21
自動車整備士の平均年収(12ヶ月の給与と年間賞与の合計)は380万円〜460万円です。平均月給は28万、短大卒・専門卒は17万円、高卒初任給は15万円となっています。
ただし、会社の規模や職場の労働条件によって給与は変わるため、実際は人によって幅があります。
自動車整備士の年収は、20代前半の初任給が200万円台ですが、勤続年数が長くなるにつれて上昇していきます。
経験を積んだ40代後半から50代になると500万円台に入り、最も年収が高くなるのです。
ただし、自動車整備士の特徴として、段階的に何百万単位で大きく年収がアップすることは稀です。
ただ自動車整備士の待遇は、多くの場合、社会保険制度、通勤手当、家族手当、単身赴任手当、住宅手当、役職手当などの待遇があります。
肉体労働の仕事を考慮して、工具手当や作業服の洗濯代なども支給される職場もあるようです。
自動車整備士という仕事は本当にやりがいがあり、常に成長できるような仕事です。
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自動車整備士の仕事と内容2022.10.20
■点検整備
モノを使えば消耗するのと同様、自動車も走行距離や経年によって部品が消耗したり劣化したりします。自動車が安全かつ快適に走るためには法定24ヵ月点検(以下、車検)を受けなければなりません。この車検は、安全に走行できるよう部品が整備されているか、違法な改造をされていないかなど多くの検査項目に沿って行われます。また、定期的な整備以外にも、不具合や違和感などから持ち込まれた自動車の部品を点検することも自動車整備士の仕事です。この点検整備が自動車整備士にとってもっとも基本的な仕事となります。
■車検を行うには別の資格が必要
自動車を保有している人は新車購入後の3年目、以降は2年ごとに車検を受けなければいけません。実はこの車検は自動車整備士の資格保有のみでは実施することができません。車検を実施するためには自動車検査員という国家資格を取得していなければならないのです。自動車検査員の資格を取得するためには、整備主任者となり1年以上の実務経験を積む必要があります。この整備主任者になるためには一級自動車整備士もしくは二級自動車整備士の資格を保有していなければなりません。
そして1年以上の実務経験を積んだ後、運輸局長の行う教習を終了することで自動車検査員の資格を取得することができるのです。
■分解整備(オーバーホール)
不具合や故障により持ち込まれた自動車のエンジンやミッションといった重要な部品を分解して整備を行う作業のことを指します。また、この分解整備は高度な技術が必要であり危険も伴うため、国から認められている「指定工場」や「認証工場」のみ実施することができます。
■緊急整備
「走行中にエンジンがかからなくなってしまった」「交通事故により自動車が破損していしてしまった」といった緊急時に自動車の状態を確認し、部品の交換や整備することも自動車整備士の仕事の一つです。緊急整備は現場で作業をすることもあれば、状態によっては整備工場に持ち帰って作業をするなど、状況に合せて臨機応変に行います。
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一級自動車整備士と二級整備士の違い2022.09.20
一級自動車整備士試験を受けるには、二級自動車整備士の資格に加え、3年以上の実務経験が必要です。または、自動車整備の課程がある専門学校などの養成施設を修了すると、受験資格が与えられます。
一方、二級自動車整備士試験は、三級自動車整備士の資格の取得と、一定期間の実務経験が条件となります。実務経験の期間は、専門学校の進学実績など学歴によって変わってきます。いずれも、下位資格の取得に加えて実務経験がないと受験できません。
一級自動車整備士の資格を持つと、自動車修理の技術や点検に関する知見のほか、現場全体を統括マネジメントント能力が認められます。整備工場でリーダー的な立場で指導するのは、多くの場合で一級自動車整備士です。
自動車整備の基礎知識だけでなく、電子デバイスや環境保全の分野にも対応する能力が求められます。さらに、整備士の育成や技術指導、工場の安全管理体制の構築なども、一級自動車整備士に与えられた重要な任務です。
一級自動車整備士は、整備士資格の中でも最上位に位置する国家資格になります。二級や三級と比べ、難易度高めで合格するのは簡単ではありません。業界をみても、一級資格保有者は少ないのが現状です。それゆえに、一級資格を取ればさまざまな整備工場で重宝されるでしょう。
二級自動車整備士を持つと、普通自動車や小型自動車の点検整備に加え、サスペンションやエンジンの分解といった重整備業務も可能になります。二級整備士の資格があれば、一部の例外を除き、ほとんどの整備業務を行えるといわれます。ただし、整備状況の最終チェックは、経験豊富な整備士や検査員が行った後、お客様に自動車を納品するという段取りが一般的です。
自動車整備工場に勤務するには、最低でも二級資格はあったほうがよいといわれます。事実、整備工場で働く整備士の多くは同資格を持っています。二級試験の合格率は約85%で、比較的取得しやすい資格です。就職活動でも大きな武器となります。
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自動車整備士の将来性2022.08.20
日本では若者の車離れが進んでいるといわれますが、自動車の保有台数は全国で8,100万台を超えています。今後、日本の人口が減少していくのに比べて自動車保有台数はそれほど減少せず、将来の国民1人当たりの自動車保有台数はむしろ増加傾向にあると観測されている。これらのことから、自動車の点検整備に対する需要は今後も安定的であると予想できます。自動車という乗り物が供給され続ける限り、アフターマーケットを担う自動車整備士の活躍フィールドはなくならないでしょう。
その中でこれからの自動車整備士に求められるスキルとして、HV車や電気自動車など新技術への対応、整備士同士の技術知識共有をスムーズに行うためのITスキルなどが求められるようになってきます。
今後は自動車にAIが組み込まれ、自動運転などが実現する未来もやってくるでしょう。常に新しい技術や知識、知見を積極的に学ぶ姿勢が必要となってきます。
その一方で、顧客のニーズの変化に耳をすませ、時代の移り変わりを感じ取れるセンスも求められます。そのためには常に顧客の立場になって考えられる感受性やコミュニケーション能力も身につけていなければなりません。
これからの自動車整備士は、車を点検・整備するだけでなく、カーライフ全般について相談に乗り、責任を持つ専門家としての役割を担っていくことになるでしょう。そんな観点からも、自動車整備士という仕事を考えてみてはいかがですか。
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